美しさ、激しさ、優しさ、苦しさ、楽しさ、悔しさ、喜び、驚き…
心が動く瞬間、心が動かされる瞬間を切り撮る
障がい者スポーツ。
パラリンピック競技を通じて注目される機会が増えてきましたが、健常者のスポーツに比べると、知る機会、見る機会、応援する機会が圧倒的に少ないのが現状です。
まずは見て、知って、触れて欲しい。
BestSmileJapanは、写真を通じてたくさんの人に障がい者スポーツやアスリートの魅力を伝えます。
写真を見た人が、障がい者スポーツに興味を持ち、試合会場に足を運ぶ。
実際に見ることで、競技を楽しみ、理解を深め、アスリートのファンになり、家族や友人を誘って試合会場に応援に行き、ファンが増える。
アスリートのプレーを見ることによって、共感し、魅力を感じる。
「もっと見たい!」「自分もやってみたい!」と、心に灯をともし、同じような障害を持った人たちも外に出て積極的に社会と関わりを持つ。
スポーツを通じて、「障害者」と「健常者」という意識を取り払い、お互いを知り、人と人の関係でリスペクトし合う。
夢や希望を持つことの大切さを共有し、それぞれの夢へのチャレンジを応援し合う。
夢に向かってチャレンジしようとする気持ちや、チャレンジする行動がもたらすワクワクドキドキ感は、人を生き生きとさせ、笑顔にさせてくれることでしょう。
これからの日本の社会では、まわりの人たちと共に生きながら、お互いの夢へのチャレンジを支え合い、すべての人が希望を持ち、チャレンジできる環境づくりが何よりも大切ではないでしょうか。多様な人たちが混ざり合った社会においてチームワークを発揮すれば、誰もが、より楽しく、より住みやすい社会になるでしょう。
1964年東京パラリンピックで、選手宣誓をした青野繁夫が大会終了後に書いた報告書の一節を紹介します。
「全国の脊損(脊髄損傷)者ないし身体障害者が幸福な明るい生活を笑顔で送れる日の1日も早く訪れる事を、信じたいのである」
【3つの”Cha”】
Chance− Challenge − Change
私たちは、写真の力を通じて、知らない世界を知るきっかけ『Chance』を提供したいと考えています。
知ることが、理解につながり、一人ひとりが違っていてもいい多様性をお互いが穏やかに受け入ることによって、みんながお互いの夢へのチャレンジ『Challenge』を支え合う社会になります。
チャレンジする喜びに共感し、チャレンジを応援し、チャレンジする行動を讃え合うことにより、みんなの笑顔があふれ、争いのない誰もが暮らしやすい多様性豊かな共生社会に変わる『Change』と思います。
アスリートたちの明日へのチャレンジ、すべての人たちの夢へのチャレンジを応援します。

佐山 篤
BestSmile Japan
2015年12月24日 設立