車いすテニスは、1992年バルセロナパラリンピックから正式競技に採用されています。
「2バウウンド以内に返球可能」というルール以外は、一般のテニスと同一のルールで、使用するコートやネットの高さ、ラケットやボールなどの用具も同じです。

⚫︎クラス分け
『男子』下肢に障害があり、車いすを使用する男子選手のクラス
『女子』下肢に障害があり、車いすを使用する女子選手のクラス
『クアード』下肢だけでなく上肢にも障害のある選手のクラス。

⚫︎競技種目
それぞれのクラスで「シングルス」「ダブルス」があります。

★ここが見どころ!
一般のテニスでは、「フットワーク」と言いますが、車いすテニスでは、「チェアワーク」と言う、テニス専用の競技用車いすを縦横無尽に操作し、コースをついた相手のボールを返球する技術が最大の見どころです。クアードの選手は、握力が弱いためラケットと手をテープで固定することが認められています。