車いすバスケットボールは1960年の第一回パラリンピックローマ大会から実施ている競技です。

⚫︎クラス分け

障害の程度により、選手には、1.0点から4.5点まで、0.5点きざみで、「持ち点」が設定されています。

『1.0点』重度の脊髄損傷など。腹筋、背筋が機能していないため体幹の動きがほとんどないか、コントロールができない。

『3.0点』脊髄損傷、両大腿切断など。前方への体幹の動きは良好で、手を使わずに上体を起こすことができる。ただし、側面への動きはコントロールができない。

『4.5点』軽度の脊髄損傷や片膝下切断など。体幹バランスがあり全方向に安定して動くことができる。

★ここが見どころ!
1チーム最大12人で構成されます。コート上のプレーヤーは5人で、持ち点の合計が14.0点以内とするルールがあるため、障害の重い選手にも出場の機会があります。障害の重い選手、軽い選手、それぞれの役割を最大限に活かしたチームプレーが見どころです。