競技中は、自身の身体のみで、全身を使い、泳ぐ速さを競います。1960年の第1回パラリンピックローマ大会からの競技です。

⚫︎用具
『タッピングバー』視覚障害の選手プールの壁に近づいていることを伝えるために、コーチがゴールたターンの直前にタッピングバーで選手の身体をタッチします。

⚫︎競技種目・クラス分け
『S』自由形、背泳ぎ、バタフライ 『SB』平泳ぎ 『SM』個人メドレー
『1〜10』身体の機能に関する障害(切断、脊髄損傷、脳性まひなどの肢体不自由、数字が小さいほど重い障害)
『11〜13』視覚障害(数字が小さいほど重い障害、11は全盲)
『14』知的障害
『15』聴覚障害
『21』S10、S13に満たない軽い障害*例えば、『SB14』は知的障害の平泳ぎ

★ここが見どころ!
様々な障害を持った選手たちは、簡単に泳いでいるように見えます。しかし、片腕や片脚欠損や肩まひ、視覚障害など、まっすぐに泳ぐことが非常に難しいのです。相当な時間の練習を積み重ね、試合に臨んでいるいるため、バランス良くまっすぐに泳いでいます。