下肢障害の選手が、上半身の力でバーベルを持ち上げ、重量の記録を競います。1964年東京パラリンピックからの正式競技です。

⚫︎クラス分け
男子49kg級、54kg級、59kg級、65kg級、72kg級、80kg級、88kg級、97kg級、107kg級、107kg超級
女子41kg級、45kg級、50kg級、55kg級、61kg級、67kg級、73kg級、79kg級、
86kg級、86kg超級
(下肢切断の選手は、欠損の部分によって定められた重量を、自分の体重に加算します)

★ここが見どころ!
選手がベンチプレス台の置かれた試合会場に入場し、台へ移り、準備をし、バーベルを持ち、審判が試技開始の合図をします。この工程の制限時間が2分以内。試技は3回で、1回の試技の時間は、わずか3秒ほど。その3秒のために、選手たちは、長い時間をかけて日々の研鑽に勤しんでいます。選手の集中力、精神力がパワーリフティングの見どころです。