車いすツインバスケットボールの最大の特徴は、名称の通り”ツイン”つまり二組のゴールがあるということです。通常のゴール(上ゴール)の他に、もう一つ低いゴール(下ゴール、高さ1.20m)を上ゴールとは別に設置しています。上肢障害もあるため、上ゴールに届かない選手でもシュートができるようにと考案されました。下ゴールの周囲には3.6メートルの円(フリースロー・サークル)があり、シュートする選手を円外と円内に区別してあります。持ち点の低い選手(赤色ヘアーバンドの選手)のみが、円内エリアから下ゴールへのシュートが認められます。
●クラス分け
持ち点1〜1.5(赤色のヘアーバンド)
持ち点2〜2.5(白色のヘアーバンド)
持ち点2.5以上(ヘアーバンドなし)
持ち点が低いほど障害の程度が重い
●用具
バスケットボール5号球(ちなみにBリーグは7号球、NBAは6.5号球を使用)

★ここが見どころ!
ツインバスケットの魅力は、上肢障害もある障害の重い選手も障害の軽い選手と一緒にプレーができることです。ハイポインター(持ち点の高い選手)とローポインター(障害の軽い選手)とのチームワークが見どころです。